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2012/08/20

革道具を求めて三千里。斜刃包丁購入の巻

買っちゃいました(o^-^o)、革用斜刃(ななめば)包丁。

20120820_1
通常の革包丁に比べて刃が斜めになっており、曲線的な裁断に使用するのだぁ。
なので廻切(まわしぎり)包丁と表現されることもあるのでアール(巻き舌で)。

さてさて。
斜刃包丁を買うために、炎天下、浅草界隈の刃物屋さんを歩き回った。

まず本所吾妻橋で降りて、正本総本店へ。
が、残念、斜刃がなく……。

次に、加賀谷刃物製作所。
ここで制作しているのは「信義」。
Webでよく見かけるブランドなので、なんだかうれしい気分。
で、革包丁の研ぎ方を聞いてみると、いろいろと専門的なお話をしていただけた。
んが! 私の知識が乏しすぎて、あまり理解できない(;_;)
とりあえず、小さな鉄板(スナップを付ける時などに使用可)を買って、ひとまず退散。
(ここのお店はいろいろな革道具があり、わくわくした)

20120820_2
隅田川を渡り、北上。
浅草駅も越えて、ひうちや燧商店に到着。
ここも革道具専門店として充実している。
斜刃包丁を見せてもらうと……
「おお!」――私が持っている革包丁(平刃)は、ここで作られたようだ。

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 ※上がひうちや製の包丁(やや斜刃のように見えるが、実際は平刃)

対応してくれた女将さんに斜刃の研ぎ方を質問。
昼食中とのことだが、中から職人さんが出てきて「通常と同じだ」とのこと。
うーむ、そう言われても……。

そうこうしているうちに、持参していた私の包丁を研いでくれることになり、その様子を横で見せてもらった。

以前、自分で研いだ研ぎ方がめちゃくちゃまずかったようで、刃の状態がかなり悪いらしい(;_;)
そんなこんなだが、生まれ故郷で見違えるように切れる奴に生まれ変わりました!

気をよくした私は、「突きノミ」を2本買いこんだのでアール(巻き舌で)。

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そして、浅草方面にもどり……と思いきや、なんと入谷方面に向かっているではないか!
方向感覚には自信があったのに。

で、入谷の岩田屋工具店へ。
ここは以前から一度、行きたいと思っていたところ。
が、斜刃包丁の在庫がなく、1週間後くらいには店頭にある、とのこと。
ん?
Web見ると、「岩田製」とともに「信義」と書かれている。
1週間後くらいには店頭にある……もしかして、「信義」入荷ってこと?
あれ? すべて岩田屋製ではないのかな???
対応してくれた人の答えが要領を得ず、正直なところ、愛想の無い対応に釈然としないまま退散。

ほかにも4件ほどお店を回り、心は決まった!
加賀谷刃物製作所の「信義」を我が家に招待するぞ、と。

実は歩き回るまでは、Webで見つけた布川刃物製作所さんの廻切包丁に惹かれていた。
が、もっと本格的に取り組むようになったら、そのときに再考しよう、と考えた。

かくして、手に入れたのが加賀谷刃物製作所の「信義」。

で、ささっと包丁カバーを作った。
が、ピッタリサイズにしようと思ったのがいけなかった。
入りきらないぃ(;_;)トホホ

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コメント

加賀谷から岩田屋は仕入れてますよ 包丁とか鉋とか

そうなんですね。
ありがとうございます。
(お名前がないので、独り言のようですが(^-^;)

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